今号から『Chance!!』は新体制となり、デザインも一新しました。サラッと書きましたが、この期間はこれでもかという波乱の連続でした。年末のドタバタの中でひどいギックリ腰になり、数日寝込みました。親戚の葬儀が2件あり、大晦日には家族全員がインフルエンザに罹り、年越しもできずに4日まで寝てました。
一番キツかったのは、求人広告担当兼ディレクター業務担当者の引き継ぎをしようとしたところ、日頃から当社の仕事をお願いしている3人の後任候補が3人とも「無理」となったこと。うち1人は私の友人で、ドタバタで余裕がなかった私は、彼女に対して業務の全体像を共有したり彼女の意思確認をきちんとしないまま、「とりあえず」みたいな感じで重い業務をお願いしてしまいました。
何も知らない彼女がスタッフ用のチャットの中で五月雨式にコメントや指示を受けているのを見て「これはマズイ」と思い、私は引き継ぎ途中の前任者・Aさんに「全体的に引き継ぎが雑になってしまっていると思う」と相談しました。
話し合いの中で私の落ち度がわかると、Aさんが「そこが原因じゃないですか！それなのにこちらが雑ってどういうことですか！」とキレて、そこから言い合いになりました。「雑だなんて言ってませんよ！」「いや言いましたよ！」「そういう意味じゃないですよ！！」「じゃあどういう意味ですか！！」そしてトドメに「こんなことやってたら友達失くしますよ！！」と。
結局、今回の制作でAさんの業務は全て私が担当することとなり、そんな中でのインフルエンザ。高熱を出しながら、わざわざ普段は決して観ない、泣けるドラマや映画を観て大号泣していました。なんかもう、大声で泣きたかった。
そもそもなぜ引き継ぎが必要かというと、Aさんが辞めることになったから。それを引き起こしたのも、丁寧に伝えようとしない自分の悪いクセ。言葉の選び方が悪くて相手を傷つけてしまう。今回も、相手の気持ちを考えてもっと丁寧に伝えていれば、こんなことにはならなかったはず。雑なのは自分だった・・・。なのにAさんの言葉に逆ギレする54才。いい加減成長したい。にしても「友達失くしますよ」は、いまだにモヤッとする（笑）。
そんなわけで新体制はいばらの道からスタートしましたが、これ以上友だちを失くさないようにがんばりますので、引き続き、何卒よろしくお願いいたします。
2025年2月10日
Chance!!編集長 三宅晶子